パートナーが浮気をしているかもしれない。
しかしその確証はまだ持てない。
そんな方が一番覗きたいのは、パートナーのスマホではないでしょうか?
スマホの中には浮気相手との連絡手段や、浮気相手と一緒に撮った写真など多くの浮気を想定で生きる証拠が詰まっています。
しかし、パートナーの物とはいえ、スマホの中身は簡単に覗けないもの。しかしまったくの不可能ということもありません。
そこで今回は利用者の多いiPhoneに限定して、スマホを使った上手な浮気調査の方法を調べてみました。
スマホの中身を見ることができれば、間違いなく浮気の証拠が手に入ると思っている方は気を付けてください。
基本的にスマホの中に浮気の証拠は残っていません。これはパートナーが用心深い性格ですべて消去しているから…という問題ではなく、「浮気の証拠」の考え方の問題です。
仮にその浮気が原因で離婚をするとなった場合、そしてその離婚が話し合いでは解決せず、裁判にまで発展してしまった場合を想像しましょう。裁判所で裁判官が「浮気」と認定するのは「不貞行為」つまり肉体関係があったという証拠に限られます。さらに「婚姻関係を継続するのが難しい状況である」と判断するには、「一定期間継続的に浮気を行っている場合」に限られてしまいます。
離婚裁判において、あなたに有利な判決を出してもらうには、「一定期間不貞行為が繰り返されたため、婚姻関係を継続するのが困難になった」ことの証拠が必要になるわけです。
そう考えるとスマホにある情報はどうでしょう?
長期間パートナーと浮気相手がメッセージのやり取りをしていた。
これでは肉体関係を持っていた証拠にはなりません。
パートナーと浮気相手が恋人同士のように写っている写真が複数枚出てきた。
これも肉体関係があったという証拠にはなり得ません。
つまり、スマホの中身だけでは、「裁判でも使える浮気の証拠」はほぼないといえます。
それは覚えておきましょう。
例え婚姻関係にある家族だとしても、相手に無断でスマホを操作するのは違法行為となる可能性が高くなります。
例えば無断でパートナーのスマホの中を見れば「プライバシーの侵害」になりますし、スマホの中身を覗くために勝手にパスコードやIDなどを入手する行為は「不正アクセス禁止法違反」に問われる可能性があります。
「犯罪行為と分かっていてもパートナーのスマホの中身を覗きたい」という気持ちもわからなくはありませんが、ここでそういった違法行為は推奨しません。
スマホを利用して浮気調査をする場合は、法に触れないような工夫をして浮気調査を行いましょう。
iPhoneにプリインストールされているアプリ「友達を探す」ですが、これはiPhone、iPad、iPodなどがどこにあるかを他の端末から調べることができるアプリになります。
しかもリアルタイムで相手の居所が分かりますので、浮気調査にも転用できるアプリといえます。
ただしこのアプリ、相手が設定で許可していないと調べることができないという問題点があります。この壁さえクリアできれば、十分に浮気調査に利用できるでしょう。
ただし問題はその設定を勝手に他人であるあなたがしてしまうと違法行為になってしまうということ。ここはうまくクリアしましょう。
ある日突然パートナーに「友達を探すの設定を許可にして」なんて言い出したら、こちらが浮気を疑っているのがバレバレです。
「万が一の時のために家族みんな設定しましょう」。
これもよさそうに見えますが、少々急な印象を与えるかもしれません。
もし「万が一のため…」を使うのであれば、過去に震災が起きた日に、その震災の特集番組などをやっているテレビ番組を見ながらというのであれば自然かもしれません。
一番良いと思われる方法は、パートナーとデートをすること。
しかも仕事帰りなど、外で待ち合わせるようなデートをすることです。そのデートの前に、「待ち合わせ場所が分かりにくいからこのアプリでお互い確認しよう」と言ってみましょう。
この友達を探すのアプリは、友達を一時的に登録する方法と、無期限で登録しておく方法があります。
「またいつデートするか分からないから無期限にしておこう」とでも言えば、相手は反論もできないでしょう。
設定さえパートナー自身にやってもらえば、あとは怪しいと思った時に行動をチェックするだけ。
有数な浮気調査アプリとなりうるポテンシャルは持っています。
同じくiPhone専用のアプリ「iPhoneを探す」ですが、こちらは紛失した時に使えるアプリです。
このアプリを浮気調査で利用する場合、パートナーのApple IDが必要となります。
ここが難関と言えば難関ですが、方法はなくはありません。
例えばパートナーが一度でもスマホを落としたことがあれば、「次に落としたときのためにiPhoneを探すの設定しとけば?自宅のPCのiCloudで探せるようにしとけば、私が家から探せるし」などと提案してみてはいかがでしょう?
用心深い人は断るかもしれませんが、意外と浮気をしている人ほど、「断ると浮気を認めているようで不自然になるから…」と乗ってくるかもしれません。
いずれにせよ勝手にパートナーのiPhoneをイジらないように気を付けてください。
iPhoneを上手に使えば、浮気調査自体は可能といえるでしょう。
ただし、iPhoneだけによる調査の完結は期待できません。
iPhoneによる調査は、浮気の証拠をつかむための重要な情報源といえます。
パートナーの浮気を疑っている方は、まずいろいろな方法を利用して、相手のiPhoneから浮気相手の名前や連絡先、よく会っている日にちや曜日、時間、会っている場所や頻度などを調べ、その情報を持って専門の調査機関、つまり探偵事務所や興信所に依頼に行くのがいいでしょう。
情報が多ければ調査期間も短くなり、その分費用を抑えることができます。
そして、探偵事務所であれば、不貞行為が行われたと推測できる証拠を入手する可能性は非常に高くなり、この証拠があれば、離婚するにしても浮気相手に慰謝料を請求するにしても、話し合いは非常に有利に展開できます。
最終的には専門機関に任せるとしても、そのための情報をきっちり入手しておきましょう。