では、浮気したことを許してもらい、償いたいと思う時に、どんな言動を取ると良いのでしょうか?
浮気をしてしまった場合、いくら謝ってもなかなかすぐに許してもらえるものではありません。
バレてしまった経緯が、口から出た嘘を見抜かれたという場合や、誠実でない行動に気付かれたという場合には、それまでの信用が崩れてしまっています。それらを改めるつもりだ、ということが相手に伝えられることが、最低限の条件です。
関係を修復したい、浮気をしてしまった事を償いたい、そのために実践できる方法についてご紹介していきたいと思います。
浮気の事実が発覚すれば、パートナーは大きな裏切りを感じて悲しみを抱えることになります。
その悲しみが怒りへと変わり、浮気をした人が責め立てられる事もありますが、悪いのは当然ながら浮気をした人です。
どんな理由があったにしろ、問題解決に努めようとせずに浮気に走ってしまったこと、信用を大きく損ねたことなどをまずは心から謝るようにしましょう。
これまでふたりで築き上げてきた信頼や絆、両家の家族からの信用、そうしたものを全て裏切ってしまった事実を自覚して、誠心誠意謝ることが大切です。
パートナーが、浮気した自分の事をまだ愛してくれているとしても、パートナーが深く傷ついていることに変わりはありません。
浮気を許し円満な関係を取り戻すために、気丈にふるまっている場合もありますが、二人の間にあったはずの信用は大きく損なわれてしまっています。
そして、一度受けた心の傷が癒えるには、長い長い時間がかかります。
大切な人を深く傷つけてしまったことを後悔しているのだ、言葉は、その傷を癒す助けになるかもしれません。
中には、相手のここが気に食わなかったから浮気をしたと、さも浮気の原因は自分ではなく相手にあったかのように開き直る人もいます。
しかし、その姿勢を取っていては、復縁など夢のまた夢であることは、おわかりいただけると思います。
浮気をするという選択は誤りだった、するべきではなかったと今は理解していると、言葉、態度でしっかりと伝えていきましょう。
パートナーに謝罪する時は、ちゃんと誠意を持って接する必要があります。
たとえ心から反省していても、半ばにやけてしまったり笑いながら話してしまうと、事を軽く考えているのだと捉えられるでしょう。それでは、真面目に反省しているとは思ってもらえません。
また、謝罪や話し合いがひと段落し日常を取り戻してからも、普段の行いの中で誠意を見せる必要があります。
仕事が終わったらなるべくまっすぐ帰るようにしたり、友人との遊びのお誘いからも一定の距離を置くなど、しばらくは浮ついた事柄を控えたり避けたりする方が良いでしょう。
夫婦二人、あるいは家族との関係性に重点を置き、そこに誠意を持っていると言葉だけでなく態度で見せる必要があります。
心の底から反省をしているという態度を見ることができれば、かたくなだったパートナーでも態度が軟化する可能性はあります。
二度と浮気はしないという言葉を、自らの行動でもって証明していかなくてはならないのです。
一度できてしまったわだかまりはそうそう簡単に解くことはできません。
関係修復には時間がかかるものだという理解が必要になります。
仕事や友人と遊ぶなど、浮気する言い訳に使った言葉は次に信じてもらうのが大変難しいもの。また浮気されるんじゃないだろうかと、相手が不安になりやすいことを覚えておきましょう。
その不安を払拭していくのも、浮気の代償の一つとなります。
嘘や誤魔化しをしながら浮気をしていたわけですから、その後パートナーに謝ってみたりしても、「言葉では何とでも言える」と、なかなか信用してもらえない場合ももちろんあります。
口での謝罪が受け入れてもらえないのなら、その言葉を証明する行為の一つとして、誓約書などの文章に起こし、署名や捺印をして残すという方法もあります。
二度と浮気をしないという約束や、それをもし破ってしまった場合の罰則、慰謝料を支払いなどを明確に書き残すことで、反省の証拠がものとして残るのです。
そこまでしなければならないのかと思われるかも知れませんが、浮気とはそれほどのことです。口先の言葉だけで信じてもらうのはまず難しいと考えた方が良いでしょう。
こうしてしっかりと態度で示すと、パートナーから見てもちゃんと反省して考えてくれているのだと受け止めやすくもなります。
浮気という過ちを犯してしまったけれども、その償いをしたいと考えたとき、浮気の事実や償いの内容を友人、信頼できる人などに伝えておくことも効果的です。
信頼できる共通の友人など、第三者を交えて顔を合わせる機会を設け、浮気をしてしまったこと、今後浮気を償い関係を修復したいという意思の証人になってもらいます。
自分の決意を伝えておけば、第三者に宣言すると同時に、パートナーにも改めてその決意を示す事ができます。
浮気という自らの汚点を告白し反省の意を表す姿勢は、パートナーから見ても誠実さを感じさせる助けになるでしょう。
また、第三者に証人となってもらうということは、万が一また浮気を繰り返した場合に信頼を失う範囲がより大きくなるということ。
それだけのリスクを背負って反省の意を表明することで、償いたいという思いの真剣さが伝わるでしょう。
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浮気の償いとして慰謝料を支払うというケースは多いですが、それとは別でプレゼントを送るというのも一つの手です。
ただし相手によっては「傷ついた気持ちをお金や物で解決しようなんて!」と考える場合もあるので、プレゼントで償おうとする時は慎重に考えた方がいいでしょう。
高価なプレゼントを買っても、逆に怒らせてしまっては、なんの意味もありません。
大切なのはあくまでも気持ちです。
「プレゼントをあげるからこれで許してください」というような態度ではなく、「いくら謝っても足りないけれどせめてもの気持ちです」という心持ちでいましょう。