浮気を償うには、どんな方法がある?上手な浮気の謝罪と償い方

浮気をしてしまったけれど、それを反省して関係修復を図りたいと思ったとき、まずはとにかく平謝りをしてしまうことが多いものです。 しかし、ただ謝っただけで解決するはずがありません。

では、浮気したことを許してもらい、償いたいと思う時に、どんな言動を取ると良いのでしょうか?
浮気をしてしまった場合、いくら謝ってもなかなかすぐに許してもらえるものではありません。
バレてしまった経緯が、口から出た嘘を見抜かれたという場合や、誠実でない行動に気付かれたという場合には、それまでの信用が崩れてしまっています。それらを改めるつもりだ、ということが相手に伝えられることが、最低限の条件です。


関係を修復したい、浮気をしてしまった事を償いたい、そのために実践できる方法についてご紹介していきたいと思います。


大切な人につぐなうためにできる方法とは?

償いは心から謝る所からはじまる

浮気の事実が発覚すれば、パートナーは大きな裏切りを感じて悲しみを抱えることになります。


その悲しみが怒りへと変わり、浮気をした人が責め立てられる事もありますが、悪いのは当然ながら浮気をした人です。

どんな理由があったにしろ、問題解決に努めようとせずに浮気に走ってしまったこと、信用を大きく損ねたことなどをまずは心から謝るようにしましょう。

これまでふたりで築き上げてきた信頼や絆、両家の家族からの信用、そうしたものを全て裏切ってしまった事実を自覚して、誠心誠意謝ることが大切です。


後悔している事をちゃんと伝える

パートナーが、浮気した自分の事をまだ愛してくれているとしても、パートナーが深く傷ついていることに変わりはありません。

浮気を許し円満な関係を取り戻すために、気丈にふるまっている場合もありますが、二人の間にあったはずの信用は大きく損なわれてしまっています。


そして、一度受けた心の傷が癒えるには、長い長い時間がかかります。

大切な人を深く傷つけてしまったことを後悔しているのだ、言葉は、その傷を癒す助けになるかもしれません。
中には、相手のここが気に食わなかったから浮気をしたと、さも浮気の原因は自分ではなく相手にあったかのように開き直る人もいます。

しかし、その姿勢を取っていては、復縁など夢のまた夢であることは、おわかりいただけると思います。


浮気をするという選択は誤りだった、するべきではなかったと今は理解していると、言葉、態度でしっかりと伝えていきましょう。


誠意を持った態度を取る

誠意を持って謝罪する

パートナーに謝罪する時は、ちゃんと誠意を持って接する必要があります。
たとえ心から反省していても、半ばにやけてしまったり笑いながら話してしまうと、事を軽く考えているのだと捉えられるでしょう。それでは、真面目に反省しているとは思ってもらえません。

また、謝罪や話し合いがひと段落し日常を取り戻してからも、普段の行いの中で誠意を見せる必要があります。
仕事が終わったらなるべくまっすぐ帰るようにしたり、友人との遊びのお誘いからも一定の距離を置くなど、しばらくは浮ついた事柄を控えたり避けたりする方が良いでしょう。


夫婦二人、あるいは家族との関係性に重点を置き、そこに誠意を持っていると言葉だけでなく態度で見せる必要があります。

心の底から反省をしているという態度を見ることができれば、かたくなだったパートナーでも態度が軟化する可能性はあります。
二度と浮気はしないという言葉を、自らの行動でもって証明していかなくてはならないのです。

一度できてしまったわだかまりはそうそう簡単に解くことはできません。
関係修復には時間がかかるものだという理解が必要になります。

仕事や友人と遊ぶなど、浮気する言い訳に使った言葉は次に信じてもらうのが大変難しいもの。また浮気されるんじゃないだろうかと、相手が不安になりやすいことを覚えておきましょう。
その不安を払拭していくのも、浮気の代償の一つとなります。

言葉だけでなく文面にする

嘘や誤魔化しをしながら浮気をしていたわけですから、その後パートナーに謝ってみたりしても、「言葉では何とでも言える」と、なかなか信用してもらえない場合ももちろんあります。
口での謝罪が受け入れてもらえないのなら、その言葉を証明する行為の一つとして、誓約書などの文章に起こし、署名や捺印をして残すという方法もあります。


二度と浮気をしないという約束や、それをもし破ってしまった場合の罰則、慰謝料を支払いなどを明確に書き残すことで、反省の証拠がものとして残るのです。
そこまでしなければならないのかと思われるかも知れませんが、浮気とはそれほどのことです。口先の言葉だけで信じてもらうのはまず難しいと考えた方が良いでしょう。


こうしてしっかりと態度で示すと、パートナーから見てもちゃんと反省して考えてくれているのだと受け止めやすくもなります。

信頼できる人に伝えておく

浮気という過ちを犯してしまったけれども、その償いをしたいと考えたとき、浮気の事実や償いの内容を友人、信頼できる人などに伝えておくことも効果的です。


信頼できる共通の友人など、第三者を交えて顔を合わせる機会を設け、浮気をしてしまったこと、今後浮気を償い関係を修復したいという意思の証人になってもらいます。
自分の決意を伝えておけば、第三者に宣言すると同時に、パートナーにも改めてその決意を示す事ができます。


浮気という自らの汚点を告白し反省の意を表す姿勢は、パートナーから見ても誠実さを感じさせる助けになるでしょう。

また、第三者に証人となってもらうということは、万が一また浮気を繰り返した場合に信頼を失う範囲がより大きくなるということ。

それだけのリスクを背負って反省の意を表明することで、償いたいという思いの真剣さが伝わるでしょう。


恋人アプリを提案してみる

もう二度と浮気をしないと宣言していても、相手になかなか信用してもらえない場合には、恋人アプリなどを入れる事を提案してみるのもいいでしょう。

これは現在地がどこでどんな経路を辿ったのかなどを、GPS機能を使い確認できるアプリです。
相手がこれで位置情報を確認できるので、嘘か本当か疑わしいような休日出勤や残業だったという言葉を、本当かどうか裏付ける一つの根拠にはなります。

もちろん中にはそこまでやっても浮気をする人もいるのですが、それはさておき、一度浮気で傷つけてしまった人に対して「自分から」使用を持ちかけることで、信用を取り戻す助けとなるかもしれません。

これで監視されていても大丈夫だよという姿勢は、もう浮気をしないという態度なのだと受け止めやすくなるでしょう。

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プレゼントを送る

浮気の償いとして慰謝料を支払うというケースは多いですが、それとは別でプレゼントを送るというのも一つの手です。

ただし相手によっては「傷ついた気持ちをお金や物で解決しようなんて!」と考える場合もあるので、プレゼントで償おうとする時は慎重に考えた方がいいでしょう。
高価なプレゼントを買っても、逆に怒らせてしまっては、なんの意味もありません。

大切なのはあくまでも気持ちです。
「プレゼントをあげるからこれで許してください」というような態度ではなく、「いくら謝っても足りないけれどせめてもの気持ちです」という心持ちでいましょう。


愛情表現

関係を修復して償いたいと思ったということは、自分がパートナーに対してまだ愛情があるという事です。
交際期間や婚姻期間が長くなると、おのずと愛情表現が減少してしまう事がありますが、関係を修復したいと思うのであればちゃんと愛情を伝える事も大切です。

言わなくても分かるだろうと思っても、伝えたほうがより明確に分かるという事なのです。
お金も時間も、これまで浮気相手に費やしてきた以上にパートナーのために使いましょう。

なぜ自分はパートナーと別れる選択ではなく関係修復を望んだのかを自分自身によく問い、全ての言動において誠実かつ惜しみない愛情表現を行うようにしましょう。

こうした真摯で誠実な姿勢を見ることができれば、相手に関係修復を検討してもらえたり、信用を取り戻したりすることに繋がります。

浮気の代償は大きい

婚姻関係にある夫婦であれば証拠次第では慰謝料を数百万円支払う必要があるなど、浮気の代償はそれだけ大きいものになります。
たとえ物や金銭で償ったとしても、心の傷が癒えるには時間もかかり、信用を新たに積み上げるのにはさらなる時間を要します。

場合によっては償いの機会を与えてもらうことすらできず、パートナーや大切な家族と二度と会えなくなってしまうかもしれません。
浮気の代償は自分が考えるよりも大きいのだということを念頭に置き、本気で償いたいのであれば、真摯に誠実に相手に接する態度がなによりも重要になるということを忘れないようにしましょう。
浮気をする事で大切な人を失うリスクや金銭的な負担が増えるリスクが大いにあるのだと再確認しましょう。
こうしたリスクを背負ってまで浮気をするべきだったのでしょうか? そのことを改めて自分に問うチャンスでもあるのです。
こうしたリスクを背負う覚悟や時間をかけて償っていく自信がないのであれば、大切なパートナーを失わないためには浮気はしないという事が賢明な選択なのです。

最後に

浮気の償いとして何が一番有効かは、ふたりの関係性やパートナーの価値観・性格によって変わってきます。

また、自分が良かれと思って償いのつもりでした事が、相手にとっては不快な態度である場合もあります。
自分がしたいつぐないを押し付けるような自己中心的な言動ではなく、相手の心を思いやれるような言動で反省を示す事が大切です。

浮気をしてしまった時に、パートナーに対して償い関係を修復したいと思った時には、ここまでご紹介してきた事を参考にして頂ければと思います。

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